
理由ははっきりしないけど、
なんとなく気分が落ちている日ってある。
元気を出そうとしても出ないし、
前向きな言葉も、今日はちょっと重い。
そんな日は、無理に何かを変えなくていいと思う。
今日は
「立て直す」じゃなく
「やさしく過ごす」ための話。
① 何もしない時間を、ちゃんと許す
気分が落ちているときほど、
「何かしなきゃ」
「このままじゃダメだ」
って思いがち。
でも、
何もしない時間って
サボりじゃなくて回復の途中。
横になってもいいし、
ぼーっとしてもいいし、
スマホを見続けてもいい。
今の自分に必要なのは
“行動”じゃなくて
“圧をかけないこと”。
何もしない自分を
責めないだけで、
少し呼吸が楽になる。
② 体に近いことを一つだけする
気分が沈んでいるとき、
頭はうるさいのに、
体は置き去りになりがち。
そんなときは、
考えなくていい
体に近いことを一つだけ。
- 温かい飲み物を飲む
- ゆっくりシャワーを浴びる
- 5分だけ外の空気を吸う
これで十分。
「気分を上げる」必要はない。
ただ、体を安心させる。
体が少し緩むと、
気分もあとからついてくる。
③ 今の自分に“意味づけ”をしない
気分が落ちると、
つい理由を探したくなる。
「何が悪かったんだろう」
「私ってダメなのかな」
「この状態、いつまで続くんだろう」
でも、
すべてに意味があるとは限らない。
今日はただ、
エネルギーが低い日。
それだけ。
意味づけしないことは、
逃げじゃなくて
優しさ。
説明できない状態を
説明しなくていい。
おわりに
気分が落ちている日は、
何かを足さなくていい。
頑張らなくていいし、
前向きにならなくていい。
今日を
“静かにやり過ごせた”なら、
それだけで合格。
また動ける日は、
ちゃんと来る。
今日は、
やさしく過ごすだけでいい。